発音
発音学習にIPAが優れている7つの理由
おなが英語教室は、発音にこだわります。特にIPAという発音記号にこだわります。
発音学習にどうしてIPAなの?そんな疑問にお答えします。
IPAとは、International Phonetics Alphabet. 音楽でいうところのドレミです。
楽譜があるから世代を超えて美しい音楽が引き継がれます。
IPAは世界の発音を総合的に表記できるようにチャレンジしている頑張り屋さんです。
おなが英語教室ではIPAの発音記号を使って発音を教えています。他の記号は一切使いません。混乱を避けるためです。
当サイトでなぜIPAを採用した理由は以下の通りです。
1.文部科学省認定の学校の教科書でもIPA表記がされており、なじみがある。
2.多くの英和辞書でIPAが使われているので、汎用性がある。
3.音声学の専門家が日夜研究を重ねているので、信頼がある。
4.日本語にはない音があることをハッキリと示し、学習の目標を明確化することができる。
5.母音と子音を色分けして表示することができる。→当サイトの特徴です。
6.音素を名前で呼ぶことができるので、先生から生徒へ、親から子へと教え伝えることができる。(アッシュ、カギ付きシュワなど。詳しくは発音記号一覧をご覧ください。)
7.10年後、30年後、100年後でもおそらく淘汰されずにIPAは世界で使われ続けるだろう、という予測がある。
最後に余談ですが・・・
どのようにして発音を学ぶかは、個人の自由だと思います。
でも、発音が少し変だから、変わっているからと言って、人を批判したり、けなしたり、馬鹿にすることは、倫理的にやってはいけないことだと思います。
どんなに発音が悪くてもいいじゃないですか。発音が良くても悪くても大切な個人であることは変わりがありません。
発音を馬鹿にすることは、その人の能力を馬鹿にしているのと同じです。それは身体的特徴を馬鹿にするのと同じぐらいやってはいけないことです。
発音は努力すれば改善できます。
でも改善できたからと言って、それを人に自慢したり、人を馬鹿にする道具に使わないでください。
インターネットの書き込みを見ていると、発音に関して罵詈雑言というか、発音の悪い人に対してすごくひどい言い方で蔑むような言葉を見ます。
言葉による傷は一生消えず、それどころか、月日が経つにつれて痛みは大きくなったりすることもあります。
発音は大切ですが、何よりも大切なのは一人一人の心、気持ちです。
世界一きれいな発音をしていたとしても、その奇麗な発音で人の心を傷つけることをしてしまってはその能力は台無しです。
発音をきれいに。そして心もきれいに。そんな英語学習が定着しますように!(祈り)
愛って何だ。
「それでも、好き。」 と言えること。自分と、あの人に。